6/27 VSじぇいる 曇り @瀬戸

「やはりシャバの空気はうめぇな…」

男はそう言いながら久しぶりの陽光に目を細めた。

序章 本物のジェイルバーズ(囚人達)

じめじめとした陰鬱な空気が肌にまとわりつく梅雨のある日、男は河原町にいた。ここ、京都はこのところやたらと警察が多い。その理由は…そう、そのとおり。凶悪犯たる彼、森脇が脱獄したからである。

そんな警察の厳重な包囲網を嘲笑うように、森脇は余裕の表情で紫煙を燻らす森脇。そこに次々と犯罪者達(スラッガーズ)が集まってくる。誰も彼もその道で知らぬ者はいない極悪非道ばかりである。

 

1 中 ゆっち…まぶたに整形を施し、捜査の網をかいくぐってきた逃走犯。また、口から吐く毒で何人もの人を苦しめてきた。

2 二 Ktur…自宅にラルフ、いやライフルを所持するスナイパーである

3 遊 ドルジ…御飯粒を残すという凶悪犯である。さらに連続殺人犯(2試合連続併殺打を記録中)でもあり、盗み(現在スラ盗塁王)も得意とする。

4 捕 ニーロ…本レポの筆者。児ポ法違反の疑いのかかる変態である。

5 三 ラルフ…スラによる大阪ドーム占拠計画の主犯。

6 一 うすい…頭の上にリンゴを載せさせ、躊躇なく頭を打ち抜くほどの弓の達人である。

7 投 森脇…本編の主人公。恐喝の咎を受けて服役していたが、脱獄。

8 左 ヒロシ…たびたび異臭騒ぎを起こす。通り名は臭野ヒロシ。囚人というよりは臭人である。

9 右 中村…佐渡の僻地に島流しとなっていたが脱走した。ただし、脱走に時間を要したため試合に遅れたのは秘密だ。

これほどのそうそうたる面々が集まったのは他でもない。ジェイルバーズを名乗る者たちが死合をけしかけてきたのである。

『本物の囚人が何たるかを教える必要がありそうだ…』

一同は犯球電車に乗り込んだ。

本章 死闘

犯行現場、瀬戸にたどり着いた彼らは着々と犯行準備を進める。そして、16時20分ごろ犯行開始。

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早くも闘気を放つ森脇とスラの面々(※森脇に近づくため鎧着用)

natucomisyujin2.jpgジェイルのみなさん

 

1回表 1番ゆっちは相手投手の弾に討ち取られるも、さすがは弾を撃つスペシャリストといったところか2番のkturがライフル並みの球足でセンター前にはじき返す。ここで打順は殺人鬼ドルジ。ドルジが放った凶弾は物凄い勢いで二人の命を奪う。

 

 

………スリーアウトであるorz(ゲッツー)

さすが連続殺人犯…

1回裏 今日もドルジが無差別殺人を繰り返すも、森脇は気落ちすることなく、落ち着いて3人を殺る。試合前から肩の違和感を訴えていた森脇、普段に比べると球速は物足りないが、生身の人間相手には十分だったようだ。

2回表 先頭のニーロがピッチャーゴロで倒れるも、ラルフ(ショート内野安打)、うすい(レフト前)でチャンスを作る。その後、ヒロシの当たりは非常にアウト臭いサード後方へのフライ…しかしここで

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    臭い!!!!!!

臭い!!!!!!のである。ヒロシの放ったボールのあまりの臭さにボールに近寄れないサードの後方へポトリと落ちるヒット。

    …とにかくも、スラは幸先よく1点を先制する。

2回裏 森脇の記録をもみ消すほどの怪投で一人たりともホームに帰ることができない。(スコアつけ忘れました…すみません)

3回表 この回スラの攻撃は2番からの好打順。しかしながら相手もさるもの。無失点で斬り抜けられる。

3回裏 この回も次々と(法的に)アウト(な方法で金)を騙し取っていく森脇。素晴らしい請求力である。(給料的な意味で)

4回表 獄中生活からくる疲れの影響なのか、三者凡退。

4回裏 やはり記録すら残っていない。まさに完全犯罪である。(ほんとに申し訳ないです…)

5回表 ドルジが右に鋭い堕球を放ち、塁に出るもニーロはまたも即死。スラはなかなか追加点を奪えない。

5回裏 森脇の討球がさらに冴えわたる。打たせて討るピッチングで凡打の山を築く。

6回表 回を追うごとに調子を上げる相手闘手の前に沈黙してしまうスラ打線。

6回裏 この回、森脇が第一球を投じた際、どこからともなく

」の声。

どこからだ!?そして第二球。またどこからか

…ジェイルベンチからでした。この謎の呪文にも負けず、2三振を奪う力闘で付け入るすきを与えない森脇。こちらも回を追うごとに球速を増していき、スライダーのキレ・コントロールともに完ぺき。まさに

」である。

7回表 この回ついに極悪な連続犯罪がはじまる。まずはヒロシの力強いスイング!

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から放たれた打球は…

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レフトに襲い掛かり、特大の二塁打となる。

中村が倒れた後、ゆっちの打球はまたも左方向への鋭い当たり!

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これにはサードもショートもレフトも動けない。タイムリーツーベース!で1点追加。さらに、ドルジが放ったセンターへの弾丸をセンターが防ぎきれず1点をいただく。その後、ドルジによるルンバ盗塁♪(2アウトからの三盗…)とニーロのよんたまで1,3塁となるもラルフがライトフライに倒れてチェンジ。しかし、この回スラは貴重な2点を追加する。

7回裏 さすがに疲れの見え始めた森脇は、内野安打とよんたま、失策で無死満塁の窮地を迎える。しかし、ここからさらにギアをあげる。まずは一人目を三振に斬って討り、2人目3人目をフライに料理して完全犯罪を完成させた。

終章 森脇

大仕事を終えた男は、(さすがは大物といったところか)迎えにきた車に乗せてもらい、また自分の居場所(ムショ)へと戻っていった。人々が忘れかけたころ、また彼は姿を現すだろう(?)

 

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森脇を迎えにきた車()VIPらしく車に乗せてもらう森脇()

 

 

というわけで…ついにジェイルさんに勝ちました!!!!

しかも…森脇完封!!!です。神様、仏様、森脇様…

 

スラ 0100002 3

ジェ 0000000 0

 

1 ゆっち 二ゴ 右飛 中飛 左二   打点1

2 北浦  中安 三失 中飛 投飛

3 小山  遊併 一飛 右安 中失        盗塁1

4 新納  投ゴ 死球 投ゴ 四球

5 ラルフ 遊安 三ゴ 二飛 右飛

6 臼井  左安 捕飛 三飛

7 森脇  一飛 三ゴ 中飛

8 ヒロシ 三安 三振 左二      打点1

9 中村  四球 右飛 三振

 

駄文を最後まで読んでいただきありがとうございました。こんないい試合のレポを無安打の自分が書いてよかったのか…。しかも、途中から自分の設定についていけなくなってしまった…。いや、でもホンマに森脇のピッチングはすごかったです。打線もまあまあの調子だったんで、残りの試合もこの調子で勝てるように頑張りましょう!(reported by “216”

 

おまけ さすがに凶悪犯。ネット上に画像が…

http://www.schule-g.jp/kyodaik.jpg

 

 

  この顔にピンときたら110番。(終)