ちょっと早いけど、卒業・引退メモリアルin岡崎

vs六甲マリナ 2007年11月16日(金) 天候:曇り

 

近頃はめっきり寒くなり、冬の到来が間近に迫っている。

 

我らがスラッガーズの後期残り試合も数少なくなった今日、毎年恒例(?)の卒業・引退記念試合開催を4回生一同は密かに企んでいた。毎年、それらしきことは催されている。しかし、今年の場合卒業を控えた4回、M2の数が多いため、試合に出たい下級生に迷惑がかかるのではという懸念があった。とりあえず、試合に出られる卒業生の頭数を揃え、キャプテンに了承を請うた。すると、私たちの懸念とは裏腹に、キャプテンゆっちは、すんなりとオーケーを出してくれた。さすがは器の大きな奴である

ただ、4回とM2だけで、フル出場とはさすがに気が引けるので、集まった若手にも途中出場の機会を与えるということで意見はまとまった。

 

 

では、メンバー紹介をしよう。今日は、今年卒業(進学・留年含む)をするM2生と4回生を紹介する。

 

4回生

【オガグリア】・・・スラ唯一の薬学部生。進学組。本日は忙しい合間を縫い、1イニングのみの参加。1回生の時、花火を華麗に飛び越える秘技“オガグリア”を発動する。

【コヤマ】・・・・法学部生。不本意留年組。将来、弁護士になることを夢見て、留年が決まるも、日々勉強中。昔は、わけのわからないことを言っていたが、最近は真面目キャラになりつつある。

【ぎゃ】・・・・法学部生。就職組。今回のレポ担当。2代前のキャプテンを務め、男だらけのスラ暗黒時代に終止符を打った(?)

【じい】・・・・工学部生。不本意留年組。4年間で見せたバッティングの成長ぶりは目を見張るものがある。ただ、最近は調子こいて、あらゆる球に手を出し、“スラの扇風機”の異名をとる。 

【イチロー】・・・歯学部生。本意留年組。阪大歯学部へサプライズ編入を果たす。野球の腕は素晴らしいものがあるが、最近はさすがに参加できていない。今回も不参加。

【なかおれ】・・・法学部生。就職組。長い就活期間を経て、やっと落ち着いた。今回の企画を立ち上げるなど、卒業までの残り少ない学生生活、思い出作りに奔走中である。

【にいにい】・・・工学部生。進学組。通算100打席という前人未到の記録も目前に。どこでも守れるユーティリティプレイヤーであり、スラに多大な貢献を見せる。今後も彼は試合に出続けるであろう。

【じょね】・・・・工学部生。進学組。実際にスラ暗黒時代に終止符を打ったのは彼。新歓期を含め、随所でまとめ役としての機能を果たす。本日は多忙により不参加。

【まきちゃん】・・・法学部生。進学組。DAKARIに新入生と間違えられるという若々しさ。最近は野球で目にすることがなくなった。迫るロースクール入試に向け猛勉強中である。本日不参加。

【まったん】・・・・経済学部生。就職組。野球の能力は4回生No,1。就職活動でも素晴らしい成績を収める。苗場で研修とはうらやましい限りだ。

 

・M2

【かっさー】・・・・文学部院生。就職組(?)最近は修論のため多忙。中国の難しい漢字を1文字変換するために、2〜3時間パソコンと向き合っているという。本日、見学のみ。

【つるさん】・・・・農学部院生。就職組。M2ではあるが、H16年入部の同期生。最近は高い参加率を誇り、チームに貢献。合宿でビールかけを企てたことが記憶に新しい。

【モフさん】・・・・理学部院生。就職組。時折、ものすごい勢いで釣れることは有名。今日は3年ぶりの野球らしい。ラストチャンスで初ヒットが期待される。今回の企画に激しく感謝していた。

【向井さん】・・・・工学部院生。就職組。彼も本日、久しぶりの野球参戦。スラのマッチョキャラであったが、じょねの入団によりその座を奪われる。同じくラストチャンスで初ヒットが期待される。

 

 

 

それでは試合開始と行きますか。

 

【1回表】 

今日の先発はなんと私・ぎゃ。試合直前に言い渡され焦る。まあでもマウンドに立つ気分は悪くない。

 

「最後やし、いいか」「ま、何とかなるやろ」といういつもの安易な考えで引き受ける。

 

先頭を2ストライクまで簡単に追い込んだ3球目。

アウトローいっぱいに狙いどおりドンピシャに投げ込む。際どいながら判定はボール。審判泣かせの一球であった。。。

その後の球を打たれふらふらと上がった打球はセカンド後方にポトリ。先頭バッターを出してしまう。

2番遊ゴロ、3番四球で1アウト1、2塁。続く四番は3ゴロに打ち取り、3塁フォースアウトで1塁へ送球。『よっしゃゲッツー!』とベンチに帰ろうとするが、ファーストなかおれの足が少し離れ、セーフ。

仕切りなおしで5番。打った打球は鋭いながらもレフト正面へ。レフト小川氏、落下点に入ったような素振りを見せるが・・・

 

65カ月連続でトップの座をキープしているフジテレビ系「とくダネ!」のメーン司会の小倉智昭(中央)と、笠井信輔、佐々木恭子アナウンサー

「おはよございまーす!今年もやってきました!!オガグリア!!!

 

とく○ネ!でおなじみのオ○ラさんも朝から大興奮する、オガグリア2007in京都。

 

 

レフト小川の大演舞(バンザイ)もあり1点を取られる。

その後も四(死)球を含み2本レフトへ運ばれ共に2ベース。4点を先制される。

ピッチャー涙目wwwである。

 

【1回裏】

先ほど華麗なる演舞を見せた小川から。しかし打席ではいいところを見せられず凡退。その後、多忙につき帰宅。

続くモフさん、ゆっちもいいところなく三者凡退。

 

【2回表】

マウンド上は涙目ぎゃ。しかし、2人にレフトへ連打を浴び1回0/3を6失点の炎上で降板。マウンドを松岡に託す。

ぎゃの尻拭いを任された松ったん。相手Pのコスモさんにライト前にしぶとく落とされるも、最小失点で切り抜ける。

 

【2回裏】

先頭向井さん。ブランクが響き三振。続くぎゃ、ピッチャーではいいとこなしだったので汚名返上と言わんばかりのレフト前ヒットを放つ。続くなかおれも三失の間に出塁し、1OUT1・2塁のチャンスを作る。

 

・・・が、後続続かず無得点。

 

【3回表】

引き続き松ったんがマウンドへ。力のこもったピッチング。無失点。

 

【3回裏】

先頭にいにいが漫画MAJORの唐沢ばりにアジャストした打球は、左中間へ。センター追いつくもポロリ。

 

しかし打ったにいにいはまだ1塁手前を15−15のペースで流している。

 

センターが落としたのを見るや否や、風車ムチを入れ一杯に追う。終いバタバタにはなったものの、審判のジャッジも味方に何とかセーフ。

 

あれは暴走です。

 

OUT2塁のチャンスにGG登場。

最近自分のバッティングを見失い、高めの釣り球に本当に釣られているのをよく見る。

そして今回も多分に漏れず、高めのボール球を空振りし三振。

 

つづくはモフさん。初ヒットが同時に初打点のチャンス。ベンチの期待を一身に背負い打席に立つ。・・・もあえなく三振。

 

そして、つぎは都瑠さん。普段から野球に興じ、筋肉を鍛え続ける男の中の男。

ベンチから悲鳴ともとれるような激しい声援は、プレッシャーともなるに違いない。にもかかわらず見事に跳ね除けるセンターへのタイムリー2ベース。

 

さすが男の中の男である。

 

さらにチャンスで続く向井さん。こちらも初ヒットが望まれたが、三振。まだ野球勘を取り戻せていないようであった。

 

【4回表】

内野安打(エラーとも取れる)2本や死球で満塁にまで行くものの、キャッチャー都瑠さんの勇気あるダイビングキャッチがあり何とか無失点。

徐々にこちらがペースをつかみ始める。

 

【4回裏】

先頭ぎゃが放った打球はピッチャー返しの高いバウンド。グラブで触られるも投げることが出来ず、内野安打で出塁。

そしてここから、卒業を控えた4回生の特殊能力「連打○」が火を噴くのである。

 

ぎゃ(投安)→なかおれ(左安)→松ったん(左二

 

の三連打で2点を返す。

 

さらに0OUT2塁のチャンスではあったが、後続の下級生諸君が続かず。

卒業を控えた組と卒業なんてまだ先のこと組のモチベーションの違いがはっきり出た形となった。

 

一つ言うならば、卒業なんてまだ先と思ってたら、すぐ卒業よ。4年間なんてあっという間さ。

 

 

【5回表】

ここも松ったん。2三振を奪う力投で無失点。

 

【5回裏】

先頭モフさん。イニング的にも時間的にも初ヒットへ向けたラストチャンスになるかもしれない。

ベンチもその時を待ち侘びる雰囲気。

ここでモフさんと同期、6年の付き合いになるかっさーからのアドバイスも入る。

まさにヒットが出そうな機運が高まる中、モフさんの放った打球は強く低くいい当たり。

 

キタ━━━((((☆∀☆))))━━━!!!

 

沸き立つスラベンチ。中にはktkrと呟くヤシも。。。。

 

 

・・・・・・・・・だが打球は無情にもセカンドの正面を突く。コナカッタ━━━A`)━━━!!!!

 

 

続く都瑠さんはセンターフライに倒れ、迎えるは向井さん。

 

モフさんと同様、初ヒットが期待される。

 

そんな彼が放った打球は、、、、まさに強く低くのいい当たり。今度こそ、

 

 

キタ━━━((((☆∀☆))))━━━!!!

 

 

打球はセンター前へと抜ける。

スラに入って苦節6年。最近は野球から遠ざかってはいたものの、うれしい初ヒットである。

 

その後、1塁に出塁した向井さんは、初ヒットの勢いそのままに・・・

飛び出して憤死。。。。

 

【6回表】

時間的に最終回となる。ここで大幅に守備位置を変更。

サード・きただるま、ショート・ぎゃのエラーやヒットで1点を失う。

しかし、ファースト・うっすんの倒れながらのキャッチ&バックホームで1点に凌いだという表現にしておこう。

 

【6回裏】

先頭ぎゃ。このままでは今日の戦犯になってしまうという恐怖が彼にはあったという。

 

何としても塁に出よう。

 

相手ピッチャーの疲れも見え始めたこの回。ぎゃはじっくり選んで四球。

 

続くなかおれの放った打球はフラフラッとサード後方へポトリ。

そして松岡は死球を受け、3人で0OUT満塁のチャンスを作る。

 

ここでバッターは先ほどFine Playを見せたうっすん。

 

流れを自分のものにした彼は、レフト前へ綺麗に運び、1点を返す。

 

なおも満塁。相手守備陣は前進守備。セカンドランナー松岡は大きくリード。

 

1本で帰ってこようという体勢だ。

 

グランドにいる誰もの視線がバッター北田とピッチャーコスモさんに注がれたこの場面。

 

 

・・・のはずが、ピッチャーはセカンドへ牽制。

 

何と相手センターがベースカバーに入るというまさにKY(極めて良い)なプレーが出る。

 

意表を突かれた松ったんは飛び出しタッチアウト。

 

 

このワンプレイに勢いをなくしたスラッガーズは、後続も凡退しゲームセット。

 

 

 

【試合後】

-------負けはしたものの、これもスラかな。

-------とりあえずいい試合ではあった

 

そんな声が卒業生から飛び出しそうな中、集合写真を撮り、アフターはルネへ。

 

敗戦に身も心も冷え切り、冬の到来を感じた私は何か暖かいものを食らいつつ、スノボ行きを計画し始める。

 

そして、ご飯を食べ終えたら、

2試合目にはボウリング、とクリスマス一色になりつつある街へ繰り出すのである。

 

 

 

【最後に】

まず、今回の企画を考えてくれたなかおれに感謝。そして、この卒業生の自慰的行為に付き合ってくれた下級生たちにはホントに感謝している。ありがとう。おかげでいい思い出になりました。

 

 

思い返せば4年前、何となく立ち寄ったスラに何となく入り、そこで出会った面白く気さくな先輩たち。

その後、偶然吸い寄せられるようにスラに入ってきた、心優しく楽しい後輩たち。

そして何より、わけわからんことして笑い合い、連み合い、遊びまくった同回のみんな。

 

スラに入って良かったって心から思う。

 

これは多分今年卒業するみんなが思っていること。

 

 

この先卒業するであろうみんなには、卒業の時にこう思えるよう、今を全力で楽しんでもらいたい。

 

 

かの有名なマリナーズのね○しさんがおっしゃった言葉を拝借すれば、

 

――――――「スラを好きになり、そして野球を好きになってほしい」

 

まさに、そう思う。

 

 

 

 

マリナ

スラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小川

捕飛

 

 

 

 

近藤

 

三振

 

 

 

中谷

 

 

投飛/C

 

 

浦丸

 

 

 

二ゴ/E

藤本

投ゴ

三振

二ゴ

 

渡辺優

三飛/@

 

 

 

 

都瑠

 

中二@

中飛

 

向井

三振

三振/B

中安/D

 

投三遊

久野

左安

投安

四球

 

一左

中尾

三失

左安

左安

 

三投

松岡

一ゴ

左二A・盗1

死球

 

小山田

投飛/A

 

 

 

 

小山

 

一邪飛

 

 

 

臼井

 

 

中安@

 

新村

中二

 

 

 

 

阿部

 

一ゴ

 

 

 

北田

 

 

三振