6月19日(月) 天気:まっ晴れ 

vs.ぐるっぺ@十三

「覚醒」文責:臼井

 

 

キャプテンヒロシが自分の時間欲しさのあまりしばらく身を引くことになり、8試合目にして初めてキャプテン不在で試合をすることになったスラッガーズ。この状況を危惧する者、疫病神がいなくなった今日こそいい結果が出ると意気込む者さまざまであった・・・なんてことはまるでなし。みんなそんなにヒロシのこと気にかけてないってば。

 

 

さて、行きの電車の中。こんな会話があったとかなかったとか。

「北田と○○と△△(個人情報の保護のため名前は伏せさせていただきます)やったら誰がヒット最初に打つやろなぁ。」

 

「○○はこの前センターにいいあたり打ったりしてたんやろう?」

 

「いやでも北田はタイミングの取り方さえちゃんとすれば打てますって。」

 

「D斎、お前いつから北田肯定派になってん?!w お前からそんな言葉聞けると思わんかったわww」

 

「いや、北田はめっちゃうまいですよぉ。あいつはやばいですからっ。」

 

 これは何かの前触れだったのだろうか。今になって思えばそうだったに違いない。しかし、このあと一人遅れて十三の駅のホームを駆けてくるピンクシャツの少年を見て誰がそのようなことを“本気で”考えただろう・・・。

 

 

っちゅうわけで今日のスタメン

 

投→中

松岡

今期初出場。打って守って一流プレーヤー。

入口

BMWにバイクをぶち込む当たり屋。今日はボールにバットをぶちこむつもり。

笠原

夏の合宿地はチベットに一票。高地だと打球はよくとぶ。

中→投

福井

忙しさのあまり今期6試合目の出場。一休さんがおすすめ。

高木

スラで外人に「乾杯っ!」の意味を教え込める度bP。

道斎

だいぶよくなってきたらしい。皮膚が。

臼井

目下スラの三振王。何事も一番を目指すべきである。

荒居

遠征初参加。アフターの飯に舌鼓を打つ男。チラ見せが信条。

謎の救世主

通算安打『0』。嘘っぽいが、本人曰く強打者だった高校時代の感覚が戻りつつある。

 

以上のようなベテラン勢の豪華な顔ぶれに、9番だはーという絶妙なアクセントを加えた強力布陣。ちなみにこの打順にするにあたって、9番で攻撃が途切れてうまいこと次の回の攻撃が1番から始まるようにしたいという狙いがあったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

さてさて、だはさんがキレないうちにプレーボールといきましょう。

 

さぁ、1回オモテ。ぐるっぺが先攻。

先頭バッタータイ人留学生のグエントランフォク・アン君(仮名)が初球を叩きピッチャー松岡さんを強襲。ヒットで出塁。そこから四死球などでランナーがたまり、1死満塁で打席に入ったのはこんな時期にも関わらず野球をしている5番の永島昭博(サッカー解説者・仮名)。日本代表のふがいなさに対するうっぷんを晴らしたかったのか、強振した打球はあっという間にレフトフェンス直撃。ぐるっぺが2点先制。

 

 

1回ウラ。ここから始まるスラの攻撃。先頭松岡さん死球で出塁。すかさず盗塁も決めチャンスメイク。しかし後続が倒れたため無得点。

 

 

2回オモテ。なんでか忘れたけど2点とられる。誰かさん(9番でサードあたり守ってた奴)がエラーをしたかもしれない。

 

 

2回ウラ。無得点。

 

 

3回オモテ。松岡さん鮮やかに相手を三者連続三振にしとめる。かっこよい。

 

 

3回ウラ。「エラーした分取り返せよ!」と言われ「がんばって当たってきます」との意味不明発言を残し打席にたった北田。

案の定・・・三振!!

 

しかし振り終わった途端、迷うことなく一塁方向にダッッッッーーーシュ。初めから狙っていたとしか思えない動きでPURI逃げ成功。

 

入口さんも四球で出塁。続く3番笠原さんの打球は鋭くセンターへ。ライナー。飛び出した北田射される。惜しいがここでチェンジ。萎え。

 

 

4回オモテ。この回も松岡さん無失点で切り抜ける。があまり覚えていナサス・・・・・。

 

 

4回ウラ。マウンドに永島昭博(サッカー解説者)登場。先頭のゴメさんの超特大の飛球は残念ながらファール。球場が打った瞬間にうまいこと回転してくれたらホームランだった、と本人。確かに。

ついでにこの回筆者臼井も十三のライトの足に飛球をぶちあてる。だがライトはライトでもlightのほう。おもしろくはない。ハハッ。

 

 

5回オモテ。ランナー満塁の場面で打席に立つのは9番ながら前の試合でヒロシからホームランを打っているサンボ(仮名)。

前の打席まで使用していた金色のバットではなくビヨマクを選択したサンボ。

甘く入った直球をすくい上げるサンボ。

十三のどっかに消えていく打球を見て喜ぶサンボ。

走るサンボ。

ホームインするサンボ。

グランドスラムなサンボ。まさにサンボ祭り。

 

 

5回ウラ。少しばかり意気消沈気味のスラナイン。いや、ナイン全員が気落ちしていたわけではない。そこにはヤル気満々の男が一人。その男。北田

 

これまで試合でヒットなんて打ったことなんてなかった。

しかしあきらめなかった。

 

彼は思い出していた。

高校時代、昼休みの運動場で、彼が通っていた高校の野球部でも有数の強肩が投げるテニスボールを打ち返していた自分の理想の打撃を。

 

 

彼は、この打席・・・・ヒットを・・・・・・・・・・・・打った。

 

センターへの快打。調子が上向きと言った彼の言葉に嘘はなかった。

 

 

 

 

こうなると、もう北田は止められない。

6回ウラ(オモテはほっといてパス)、相手の守備ミスや四球により2点を返したところで打席に立つ北田。

 

 

そこで、また彼は・・・打った。

 

センターへの2点タイムリーhit!hit!

 

 

 

 

 

北田に始まり北田に終わった感のある今日の試合。この活躍がきっと他のスラメンバーの発奮につながっていくことだろう。

 

改めて。きょうのキタダ。3打数2安打2打点1三振(振逃)5失策(←本人談)

きょうのスラッガーズ。24打数2安打2打点

 

 

試合後は遠征恒例となりつつある(誰かほんとにいい店知らない?)かつくらへと直行。おかわりしまくったった。

おわり

○得点経過

 

ぐるっぺ

18

スラッガーズ

 

○個人成績

松岡

(投)中

死球

三振

捕飛

左飛

3−0盗@

入口

(二)

三飛

四球

三振

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2−0

笠原

(捕)

投ゴ

中直

三ゴ

----

3−0

福井

(中)投

左飛

三失

二失

----

3−0盗@

高木

(右)

左飛

一ゴ

捕ゴ

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3−0

道齊

(遊)

死球

中飛

三失

----

2−0

臼井

(一)

三振

三振

四球

----

2−0

荒居

(左)

三ゴ

三振

振逃

----

3−0

北田

(三)

振逃

中安

中安

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3−2、打点2