10月21日   vs六甲マリナーズ  @瀬戸公園  天候:晴

Starring:だはぁ〜〜

文責;なかお

Chapter.1

プロローグ(四条阪急前〜プレイボール)

開幕2連敗で向かえたこの試合、ZAZENBOY今井さんがひさびさに遠征に参加されるということでいろんな意味で落とせないマリナ戦。10月前半の雨空がウソのようにスッキリと晴れ渡った空の下、晴れ晴れとした表情の野球バカたちが定刻どおり集結するなかPURIPURIの彼も

意味不明の満面の笑みで

到着。

電車の中では、1回生のキャラやスラの現状について、今井さんを中心に話が進んでいたのだが・・・

なんでキタダ、今日は十三で合流じゃないん??

いまさら説明も不要だろうが、彼は大阪在住のため遠征の時は十三で合流というのが定説であった。

キタダ「いや、生協のカードとりに行ってたッス」

彼は上回生としゃべる時、必ず語尾に「ッス」をつけてしゃべるのダ

「ふ〜ん、授業は出てないん??」

キタダ「出ずに、高安に昼飯食いにいってたッス

高安とは京都の有名ラーメン店なのだが、京大からはかなり距離があるため

普通の京大生は

およそ高安で昼食をとるなんてことはないだろう・・・

さらに続けて・・・

キタダ「から揚げは一個にしたッス

・・・

・・・

・・・

・・・

し、知らねぇ!!!

と、見事にだはぁワールドを展開。さすがの今井さんもキタダの徳の高さには脱帽だったようである・・・

 

と前フリはこのくらいにして、新村監督が練りに練って、ジャソケソで決めたスタメンを紹介。。。

1番  中  ヒロシ

愛の流浪者。モットーは「恋に恋こがれ、恋に泣くwww

独特の甲高い声は今井さんに「どこの女の子や??」と思わしめたほどである。

理想の異性のタイプ・・・言うまいて(はぁと)

2番  遊  ドサーイ

野球の精神年齢は37歳。3番、サード、初芝的な老獪さを売りにするプレースタイルだが、恋のこととなるとその老獪さはどこへやら。今日もキタダだけに監視の眼を鋭く光らせている。

理想の異性のタイプ・・・かわいくて、家庭的な女性(ニューヨーク・タイムズ紙より)

3番  一  なかお

ヤシ中のヤシ(koyama談)。

シワシワのユニフォームに嫌気がさし、キタダに「お前のプリップリンをこのユニフォームにくれ!」といったら

プリップリンはあげれません!!!!!

と断られた男。ってかいらねーwww

理想の異性のタイプ・・・こずえ鈴

4番  投  ZAZEN BOY 今井

今回の遠征の主役。過去にマリナ相手にリーグ奪三振記録を達成した、ということもあり期待大。ミスをしたヤシには容赦ない法話が待っている。。。

理想の異性のタイプ・・・尼界の☆瀬戸内JACKCHOさん(AP通信調べ)

5番  捕  いんてろ先輩

行動基準は「期が熟したか、そうでないか。」最近、金遣いが粗いそうだが使途は不明。慣れない捕手をがんばってくれました!

理想の異性のタイプ・・・スラマネK・K女史(そんなもん・・・お前・・・)

6番  三  マクーン

「ボク明日で付き合いはじめてちょうど5ヶ月やわ〜」

「ごちそうさまです」

理想の異性のタイプ・・・Dr,マクーンに聞いてみて☆

7番  左  P

バンド活動とのかけ持ちが忙しいP。将来のユメは「福山まさはるのようなシンガーソングライター」だそう。

「だれか、オレにむいてるのあったら教えてよ」

理想の異性のタイプ・・・摩邪

8番  右  佐藤 鷹

コスリ野郎。HGのように「セイセイセイ!!」と言ってバッターボックスに入り、コスリバッティングを披露。相手ベンチの失笑を買う始末に・・・

理想の異性のタイプ・・・おしとやかで清楚な人(マジ)

9番  二  だはぁ〜

今年すらに出現した超大物アイドル。夏合宿ではそのプリップリンのおしりからの謎の気体で新人王を獲得。さまざまな分野(もちろん野球でも)で進化をとげるスラのリーサルウェポンだ。

理想の異性のタイプ・・・高安

 

Chapter.2

試合開始!!!

1回おもて

先攻はスラ。1点でも先制して、主導権をにぎりたいところであったがあえなく三者凡退。ヒロシのいい当たりが無難にさばかれたことを見て、相手の守備が固そうだとは新村の弁。

1回うら

こちらのピッチャーは今井さん。淡々としたピッチでなんなく1回が終了。

この辺でもうすでにこの試合がある程度締まったものになるとは、みな容易に予想がついていた。

2回おもて

2アウト後、マクーンが四球で出塁。みなが「走れ!!!走れ!!!」と言ったその直後、素直に盗塁をするマクーン。先制のチャンス!

・・・と思いきや、続くPが倒れ攻守交替。

2回うら〜4回うら

両投手の好投が続き、両軍ともに動きのない膠着したゲーム展開。

両軍ともにしっかり声を出してプレーしていたことが印象的。

5回おもて

新村、マクーンの2回生コンビが三振に倒れたあと、Pがストレートのフォアボールで出塁。ここでバッターは鷹。

ここでも職人芸とも言える「こすりバッティング」を披露・・・したまではよかったが、ちょうど3こすり半目でセンターにフライを打ち上げ、鷹昇天。チェンジ。にしても、この日のマリナ、守備が固かった。

5回うら

単打などの出塁を許すものの、ショートドサーイの華麗な守備もあってこの回も今井さん、零封。先制点をとったほうが勝つ!というような空気が漂いはじめる。

6回おもて

円陣をくんだ後、期待の1回生トリオの攻撃も相手の好守などもあり、あえなく三者凡退。

と、ここである重大な事実が発覚・・・

アレ・・・俺らまだヒット1本も打ってねぇ・・・

そう、6回終了時までの出塁がマクーンとPのフォアボールの2つだけ、三塁を一度も踏んでないというなんともていたらくな攻撃内容だったのである。せっかくの今井さんのナイスピッチをムダにしてはならない、と意気ごむスラナインであった。

6回うら

先頭バッターはたたきつけるバッティングで一塁線へのバウンドの高いゴロ。これを一塁手なかおが・・・バウンドを読み間違え、グラブではじいてしまう。ライト線へぬけた!!!とみなが思ったその刹那!!!

「ライト線へは抜かれナサス!!!!!!!!

と言ったかどうかはわからないが、セカンドキタダがナイスカバー。なんとかランナーの進塁を阻止。ナイスプレー!!!だはぁ〜!!!

その後、今井さんが好投するも四球もからんで2アウト満塁。

「このランナーが帰ったら、確実になかおは法話やな・・・」

とみなが思っていたが、今井さんが相手バッターを渾身のストレートでねじふせ、チェンジ。なんとか無失点で切り抜けた。

リアルでホッとするなかお。「次のバッターはおれからや。デッドボールでもなんでも絶対に塁に出たる!!!!」ってほんまに思ってたっす。

7回おもて、スラ最後の攻撃。

先頭はなかお。なんとかして塁に出ようと、くらいつくバッティングでライト前へポトリと落ちるヒット!!ラッキーにもチーム初安打を記録する。

続く今井さんも流し打ってレフト前のヒット。チャンス拡大!!!

続くバッターはチャンスに強い、新村。

・・・

とその時、相手ピッチャーの二塁への牽制球がそれて、後逸。

「走れ!!!」

天の声が聞こえたなかおは果敢に三塁を狙うが、相手センターの返球がサードのミットへストラァァァァァァァァイク!!!!!!!!!

なかお、死亡。

・・・しかし、今井さんがそのスキに二進。新村のバットに期待がかかる。

カキーン!!!

新村のバットから放たれた打球は三塁線を抜け、愛のこもった適時二塁打(ヒロシ談)に。二連続三振の汚名を見事に返上した。これでやっと1点先制!!!

続くマクーンも続けるか・・・と思ったが残念ながら遊ゴロに終わる。続くバッターはP。なんとかもう1点ほしいところである。そのPの打席の4球目。

相手のワイルドピッチで遊ゴロの間に三進していた新村が生還!!!待望の2点目がころがりこむ。

やった!!!これでこのうらの攻撃を抑えれば勝てる!!!

勝とう!!!!!

スラナインに一段とチカラが入る。

7回うら、マリナ最後の攻撃。

まずワンアウトがほしい。

これは野球をやったことのある者なら誰でもが思うことであろう。しかし、そう願えば願うほど現実とは皮肉な方向へ進むものである。

先頭打者が四球で出塁。

しかし、この日のスラは何かが違った。みな非常にイキイキとした声が出ていたのだ。前の試合の反省がみなの中できっちり根付いていたのである。

そしてその反省は勝利という名の大輪の花を咲かせる。

続くバッターが投ゴロ、二塁でフォースアウト。ワンアウト、1塁。

そしてここから今井劇場もとうとうクライマックスを向かえ、感動のラストへ。

続く5番、6番打者を圧巻の2者連続三振にきってとり、今井さん完封でゲームセット!!!!2−0でスラ今期初勝利!!!

 

Chapter.3

本日の試合のまとめ

終わってみれば、今井さんなんと

12奪三振

の完封劇。打のほうは苦しい展開ながらも3,4,5のクリーンアップが連続安打で2点をもぎとるという効率のよい攻撃であった。(3番が勝手に出塁して、勝手に死んだのはナイショだwwwで、でも先制の口火を切れたんだから、いいじゃん!!www←じ○いのような言い訳www)

 

しかし、僕が思うにこの試合で最も良かったのは

みんな声がよく出ていた

ということだと思う。ピリピリとした緊張感に包まれたゲームであったが、みなの声がよく出ていたことで雰囲気に飲まれるというようなことがなかったのは大きいと言えるだろう。

スポーツはそれをプレイする選手の精神状態によって、大きく戦況が左右されるものだと思う。今後の試合も声出しを大切にして勝利を積み重ねていきたい。

 

Chapter.4

エピローグ

と、堅苦しいまとめはこのくらいにして。

やはり勝利の味は格別である。心地よい疲労感とともに帰路につくスラナイン。とちゅう阪神野田駅に

PURI PURI 600(http://www.p-world.co.jp/osaka/puripuri600.htm )

というパチンコ屋を発見。

「行きも帰りも主役はキタダかよ〜」

とキタダの徳の高さを嘆く一同。に対して、キタダは一人、

みんな、ナサス

とお決まりの言葉を発しながら、PURIPURI怒ってたとさ、おしまいおしまい。

 

○打撃成績

1 中 斎藤  遊ゴ   三ゴ   右飛

2 遊 道斎  遊飛   三ゴ   中飛

3 一 中尾  三振   二飛  右安

4 投 今井  一ゴ   ニゴ   左安

5 捕 新村  三振   三振   左ニ(打点1)

6 三 平松  四球(盗塁)   三振   遊ゴ

7 左 堀川  右飛   四球   三振

8 右 佐藤  三振   中飛

9 ニ 北田  遊ゴ   三振

ス ラ      
マリナ      
ッW